今、思うこと ②
今夜からサル吉くんは仕事なので、我が家も日常に戻ります
お義父さんとお義母さんは来月の結婚記念日が来ると結婚55周年でした
50年目の金婚式の時、写真屋さんで夫婦の写真を撮り、それが気に入ったので
自分達の葬儀に使おうと決めていたのだそうです
葬儀の会場も自宅に近い斎場で・・など夫婦であれこれ取り決めていたらしく
息子たちが迷う事もあまりなくいろいろな段取りが進みました
夫婦2人で暮らしていた家は手狭なので、病院からまっすぐ斎場に行きましたが
結果的にはそれが良かったのだと思います
長年暮らしてきた町で、本当にたくさんのお友達に囲まれてきたお義母さん・・
亡くなった日から告別式の日までの5日間・・とにかくお義母さんの元へ
来てくださる人が多くて・・
全国その土地によって、様々な葬儀の習わしがあるかと思いますが・・
19日に亡くなって、友引の関係もあり通夜が22日・告別式が23日となりました
19日から22日までは斎場に部屋を借りて、家族はお義母さんとともに仮通夜の
形で過ごしてきたわけです
連日訪れる親戚の方々や近所の方々・・私、一生分のお茶をいれた気分
納棺の日・・映画「おくりびと」の世界でお義母さんの納棺が済みましたが、
そのおじさんの施した化粧に納得出来なくて、その日の夜兄弟みんなで相談し
兄嫁と私で化粧をやり直ししました
喪主である83歳のお義父さん・・次から次へと決めなくてはならない事も多く
そんな時は息子4人がそれぞれサポートにまわる・・やっぱり息子って大事です
親戚の方々も、知り合いの方々もお年寄りが多いため、椅子を用意したり
靴を履く手助けしたり・・嫁も2人いてほんと良かった(^。^)
仮通夜のうちは、お義父さんは自宅で休ませて、息子&嫁だけで泊まっていた
ので二手に分かれて外に食事に行ったりして夜は息抜きもできたし・・
なかなか兄弟揃うことってなかったので、良い時間も持てたかな
79歳の妹を亡くして、80代の兄が涙を流す姿を見てはもらい泣きし・・
お義母さんのお友達に「ほんとによくできたお嫁さんだといつも言ってたのよ」
と教えられては涙し・・
挙句には、お義父さんに頼まれて告別式に喪主であるお義父さんがする挨拶を
私が考えたんだけど、その自分で考えた挨拶でも涙ぐみ・・
そんな化粧も意味なしの状態で、お通夜に来てくれたサル吉くんの会社の方々に
挨拶をするのがちょっと辛かったけど・・
自分に関わるあらゆる人たちをどれだけ大事にしてきたお義母さんなのか・・
ということが、改めてわかった気がする1週間でした
生きていく意味って・・きっとそこだよね
シャイなお義母さんは、笑った写真がほんとに少ない人でした
6~7年前に撮った写真・・誰に見せても驚く笑顔で私のお気に入り
他のお義兄さんたちにもプリントして渡しましたが、今日からうちでも飾ってます
素敵でしょ??
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